更新日:2021年8月2日
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子どもの人権
子どもたちの夢と希望にあふれる健やかな成長をみんなであたたかく見守りましょう。
学校での「いじめ」、家庭内での「虐待」など、子どもたちを取り巻く生活環境にも、人権の問題があります。そして子どもたちは、そのつらい状況からどうにかして助けてほしいと何らかのサインを送っています。大人が立ち止まって、寄り添うことが大切です。気づいてもらえることを子どもたちは待っています。
家族の一員として尊重
子どもは大人と同等の人権をもつ一人の人間です。頭ごなしに否定し、大人のルールを無理矢理押し付けるのではなく、子ども自身の主体性や考えも尊重しましょう。親は「しつけ」のつもりでも、子どもの心身に有害であれば虐待にあたります。それは将来の健やかな成長や人格形成に悪影響を及ぼしかねません。虐待には暴力に限らず、食事を与えない、病気やケガを放置するなど、親としての監護を怠る「ネグレクト」や「心理虐待」、「性的虐待」も含まれます。
地域での見守り・支援
虐待は、家庭内という密室で行われることが多く、発見が困難です。周囲に様子がおかしい、虐待の疑いがある子どもを発見したら、迷わずに「保健福祉部こどもみらい課こども福祉係」や「あいぴあ」に相談してください。あなたの相談が、子どもを救うきっかけとなります。子どもが発しているSOSのサインに気づき、地域全体で見守り、助け合い、子どもたちの笑顔を共に守り育んでいきましょう。