更新日:2021年8月2日
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インターネットなどによる人権侵害
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどの普及により、今や私たちは、いつでも簡単にインターネットの世界にアクセスできるようになりました。
インターネットは、私たちの生活を豊かにする便利な道具ですが、使い方を間違えると人を傷つけてしまったり、情報が悪用されたり、犯罪に巻き込まれることもあります。
たとえば、インターネット掲示板への個人情報の掲載などによるプライバシーの侵害、特定の個人を対象とした誹謗・中傷や差別的な表現の書き込みなど、他人の人権を侵害する事件も後を絶ちません。また、保護者や教員の知らない非公式サイト(学校裏サイト)でのいじめなど、インターネット上での人権を軽視した行為が大きな問題となっています。
相手が見えなくても、常に画面の向こうには自分と同様に感情を持った人がいることを忘れないでください。一度インターネットに掲載された情報は世界中に広がります。自分が掲載した内容によって、損害賠償を請求されたり、名誉棄損等の罪に問われることもあります。インターネット上でもモラルとルールを守りましょう。