更新日:2024年10月11日
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小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種
肺炎球菌
肺炎球菌は、ヒブと並んで、子どもの細菌感染症の二大原因菌の一つです。
子どもの多くがこの菌を鼻の奥に保菌していて、免疫力の低下により、細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。髄膜炎や敗血症などは、本来、菌がいない場所に感染が起こる重い病気です。
肺炎球菌による髄膜炎になると、死亡率や後遺症例はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良となります。
接種期間・間隔
接種開始時期によって接種回数が異なります。病気の予防のためにも、できるだけはやめに接種しましょう。
接種開始時期 |
接種回数・標準的な接種間隔 |
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生後2か月~7か月未満 |
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生後7か月~1歳未満 |
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1歳~2歳未満 |
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2歳~5歳未満 |
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副反応
接種部位の発赤、腫脹、軽い発熱、筋肉痛がみられることがありますが、多くは1~3日で消失します。
接種後、高熱・おう吐・けいれん・その他異常な症状があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
接種について
接種料金
無料
実施医療機関
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