更新日:2024年10月11日
ここから本文です。
B型肝炎の予防接種
次にB型肝炎ワクチンの予防接種を続けて受ける場合は、
2回目を受ける場合、1回目から27日以上あけて接種してください。
3回目を受ける場合、1回目から139日以上あけて接種してください。
次にB型肝炎ワクチン以外の予防接種を受ける場合は、6日以上あけてください。
B型肝炎
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスの感染を受けると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合があります。症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓の中に潜み、年月を経て慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
年齢が低いほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状はあまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染(キャリア化)の形をとりやすいことが知られています。
小児の場合は、肝炎の予防というより、持続感染を防ぎ、将来発生するかもしれない慢性肝炎、肝硬変、肝がんの発生を防ごうとすることが最大の目的です。
接種期間・間隔
対象者 |
回数・間隔 |
---|---|
1歳未満 |
27日以上の間隔をおいて2回接種した後、 第1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回接種 (標準は、生後2か月~9か月で接種)計3回接種 |
※母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険が適用されるため、定期接種の対象外になります。
※平成28年4月1日以降に生まれた1歳未満の方が対象となります。
副反応
主な副反応は、倦怠感や局所の痛みで、新生児・乳児についても問題はなく、一般的には重大なものは認められていません。
実施医療機関
- こちらをご覧ください。