更新日:2025年3月10日
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HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)
HPVワクチン接種の期間延長(平成9~20年度生まれの女性の方へ)に関する詳しい概要ついては、コチラをご参照ください。
子宮頸がんとHPV(ヒトパピローマウイルス)
子宮の入り口付近、「子宮頸部(けいぶ)」にできるがんを「子宮頸がん」といいます。
子宮頸がんは、HPVの感染が主な原因です。
HPVは、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなど、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPVワクチン
子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンです。
ただし、ワクチンを接種しても、すべてのHPVの感染を予防することはできません。
また、すでに感染しているウイルスを排除したり、がんの進行を遅らせたり、子宮頸がんを治療する効果はありません。
ワクチン接種と併せて、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。(姶良市では、20歳以上の女性を対象に子宮頸がん検診を実施しています。)
接種対象者
姶良市では、中学校1年生女子に対し、定期接種のお知らせを送付しています。高校1年生相当の年度末までに接種してください。
接種できる姶良市内の医療機関(要予約)
接種費用
無料
接種期間・間隔・ワクチンの種類
副反応
HPVワクチンの主な副反応は以下のとおりです。接種後30分は保護者が注意深く体調を見守りましょう。
注射部位
痛み・赤み・腫れ・かゆみ・出血・皮膚局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ
その他
発熱、不快感、頭痛、手足の痛み、筋肉が硬くなる、下痢、腹痛、白血球数増加、無力症(上まぶたの下垂、物が重なって見えるなど)、寒気、だるさ、血腫、気を失う、体がふらつくめまい、関節の痛み、筋肉痛、おう吐、悪心、リンパ節の腫れ・痛み、
接種後、高熱・おう吐・けいれん・その他異常な症状があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。