更新日:2022年6月15日

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ポリオ(急性灰白髄炎)

平成24年9月から、従来接種していた経口生ワクチンから不活化ポリオワクチンへ移行することとなりました。なお、これまでに不活化ポリオワクチンの接種をしたことがあるかたや、海外でポリオが混合されたワクチンを接種したことがあるかたは、お手数ですがご連絡ください。

ポリオ(急性灰白髄炎)

「小児まひ」とも呼ばれ、わが国でも1960年代前半までは流行を繰り返していましたが、予防接種の効果で現在は国内での自然感染は報告されていません。しかし、現在でもインド、アフリカなどではポリオの流行があります。これらの地域で日本人がポリオに感染したり、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性があります。予防のためにワクチンを接種して免疫をつけておきましょう。

ポリオウイルスはヒトからヒトへ感染します。感染したヒトの便中に排泄されたウイルスが口から入りのどまたは腸に感染します。感染したウイルスは3~35日(平均7~14日)腸の中で増えます。しかし、ほとんどの例は、症状が出ず、一生抵抗力(免疫)が得られます。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染し、麻痺を起こすことがあります。ポリオウイルスが感染すると100人中5~10人は、カゼ様の症状を呈し、発熱を認め、続いて頭痛、おう吐があらわれ麻痺が出現します。一部の人には、その麻痺が永久に残ります。呼吸困難により死亡することもあります。

感染の合併症として麻痺の発生率は1,000~2,000人に1人ですが、麻痺患者が1人発生したときには、その周りに100人以上の感染者がいるといわれています。

接種回数・接種間隔

生ポリオワクチン未接種者

期別

対象者
法律で認められている期間

回数
(接種間隔)

1期初回

生後3~90か月の間

3回

(20日間以上間隔をあけて接種)

1期追加

生後3~90か月の間

初回3回目終了後6か月以上間隔をあけて(12月か月から18か月の間隔をおくことが望ましい)接種

1回

生ポリオワクチン1回接種者

期別

対象者
法律で認められている期間

回数
(接種間隔)

1期初回

生後3~90か月の間

2回

(20日間以上間隔をあけて接種)

1期追加

生後3~90か月の間

初回3回目終了後6か月以上間隔をあけて(12月か月から18か月の間隔をおくことが望ましい)接種

1回

副反応や安全性

ワクチン接種による主な副反応は、接種部位の赤みや腫れで、その他発熱が報告されています。多くの場合、注射部位の赤みや腫れは3~4日で消失し、発熱は1~2日で下がります。

また、製造工程にウシ由来の成分が使用されています。しかし、海外で接種が開始されてからワクチンが原因で伝達性海綿状脳紹症にかかったという報告は現在までありません。

接種について

接種料金

無料

実施医療機関

予防接種実施医療機関(PDF:202KB)

関連サイト

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お問い合わせ

福祉部健康保険課健康推進係

899-5492 鹿児島県姶良市宮島町25番地

電話番号:0995-66-3111(147)

ファックス番号:0995-67-0095

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