更新日:2023年3月24日
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猫の適正飼養について
室内で飼いましょう
室内で飼うことで、交通事故、争いによるケガ、感染症などの危険から猫を守ることができます。また、ふん尿やごみを荒らす、鳴き声がうるさいなどの周囲の人への被害をなくすことは、飼い主の責任です。猫を自由に離して周囲に迷惑をかけることは、猫にとっても不幸になります。
不妊去勢手術を受けさせましょう
不妊去勢手術をしないでいると、知らない間に子猫が生まれることがあります。猫は生まれて数か月で子猫を産むことができるようになり、1頭のメス猫から1年後には20頭以上に増えることもあります。また、不妊去勢手術を行うことは、病気の予防やストレスの軽減、オス同士の争いやマーキング行為(尿をまき散らす)の減少にもつながります。
所有者を明示しましょう
飼い猫だとわかるようにしっかりと所有者を明示(身元表示)しましょう。室内飼いの猫であっても開いたドアからの脱走や、突然の災害などで驚いて外へ出てしまうこともあります。連絡先などを書いた名前札をつけ、飼い主を明らかにすることで、迷子やケガをして保護された際に愛猫が返ってくる可能性が高くなります。
野良猫へのむやみな餌やりはやめましょう
「可哀そう」または「かわいい」という気持ちで野良猫に餌を与えることは、身近な小さな命を大切にしたいというやさしい心の表れかもしれません。しかし、地域には猫の苦手な方、庭や田畑を荒らされたり、ふん尿の被害に困っている方が大勢いることを忘れてはいけません。人間のむやみな餌やりによって地域に住み着いたことで、猫が厄介者扱いを受けてしまっています。野良猫に餌を与えるやさしい心で、地域住民のこと、猫のこと、新たに野良猫として生まれる子猫のことも考えてみましょう。
公益財団法人どうぶつ基金【情報提供】
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育方法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の推進に寄与することを目的とし、各種事業を行う団体です。
公益財団法人どうぶつ基金のホームページはこちら(外部サイトへリンク)からご覧ください。
なお、市はどうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」に参加しています。詳しくはこちらをご覧ください。