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更新日:2024年5月13日

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議会と語る会(議会報告会)

姶良市議会では、平成24年4月に「議会基本条例」を制定し、議員と市民が自由に意見交換する場として議会と語る会(議会報告会)の開催を決めました。

 

R6 議会と語る会について

次のとおり議会と語る会を開催しました。

R6「議会と語る会」アンケート結果報告書について

はじめに

令和6年1月25日・28日、2月3日に開催した「議会と語る会」における市民アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。

「議会と語る会」にご参加いただきました市民の皆様から寄せられたご意見をとりまとめた結果と、今後の市議会における取り組みについてご報告いたします。

また、アンケートのご回答から2か月以上経過し、結果報告書の作成及び公開に遅延が生じておりますことを、深くお詫び申し上げます。当初、迅速な情報公開を目指しておりましたが、回答内容の分析及び報告書の作成に予想以上の時間を要しており、皆様にご迷惑をおかけしました。

このページには、次の内容を掲載しています。

「議会と語る会」の概要

アンケート概要

アンケートで寄せられた主な意見等

アンケート結果の考察

今後の課題

「議会と語る会」の概要

市議会議員の全員で構成した議会改革推進会議は、姶良市議会基本条例の「第5章の市民と市議会の関係」に基づき、市内3か所(計6回)で、議会と市民参加及び市民との連携を図るための「議会と語る会」が開催されました。

この「議会と語る会」では、主に議員の報酬の増額と議員定数の削減について議論が行われました。多くの参加者からは、議員報酬の増額に反対する意見が相次ぎ、議論の中心は報酬の適正性や市民サービスへの影響などに焦点が当てられました。更に、議員の活動内容や市民の声を反映した議会運営についても指摘がありました。

アンケート概要
(1) 目的

「議会と語る会」における、市民の意見を分析し、今後の議会改革及び議員報酬・議員定数に関する議論の深化に繋げる。

(2) 実施対象・方法

「議会と語る会」に参加した市民を対象に実施し、アンケート用紙又はインターネットによる回答とした。

(3) 実施日

令和6年1月25日(木)・28日(日)、2月3日(土)

(4) 回答件数 272件

発言の意図

その他の意見

議会と語る会

議員定数

の削減

議員報酬

の増額

総計

言動行動

11件

     

11件

若者

7件

     

7件

兼業専業

3件

     

3件

その他

82件

20件

5件

 

107件

好意的な意見

 

18件

   

18件

賛成とする意見

   

4件

10件

14件

改善を求める意見

 

37件

   

37件

再検討を求める意見

     

28件

28件

反対とする意見

   

6件

41件

47件

総計

103件

75件

15件

79件

272件

アンケートで寄せられた主な意見等

(1) 報酬アップ反対に関する意見

・ 「10万円の報酬で生活している人もいる。もっと考えてほしい。」(70代)

・ 「議員報酬上げ、絶対反対。姶良市議がこんなに非常識とは思わなかった。」(70代)

・ 「議員の給料の10万円上げる事は賛成できません。年金生活もぎりぎりの生活をしているのでもっと考えてほしい。」(70代)

(2) 報酬アップ容認に関する意見

・ 「議員報酬が低いと、専業議員が少なくなり、質が低下する。ある程度の報酬は必要。」(40代)

・ 「議員の仕事は大変なので、報酬アップは妥当だと思う。」(50代)

・ 「議員報酬が上がれば、政治に関心を持つ人が増えるかもしれない。」(60代)

(3) 議員定数削減に関する意見

・ 「議員定数は減らした方が良い。20人くらいで十分。」(60代)

・ 「議員の仕事はそんなに多くないので、定数を減らしても問題ない。」(70代)

・ 「議員定数を減らして、浮いたお金を市民サービスに回してほしい。」(50代)

(4) 議員定数維持・増員に関する意見

・ 「議員定数を減らすと、市民の声が十分に反映されなくなる。」(40代)

・ 「議員を増やすことで、多様な意見を取り入れることができる。」(50代)

(5) 議会と語る会に関する意見

・ 「議員報酬に反対意見がなかったことに不満を感じ、語る会を6回開催してほしい。」(70代)

・ 「議会と語る会の会場が少なく、会の内容や場所についての不満がある。」(70代)

・ 「議会を傍聴した人々からは、会の内容や会場の状況について不満があり、説明が不十分だった。」(70代)

(6) その他に関する意見

・ 「高圧的な答弁は避けるべきであり、具体的な提案や議論が不足している。」(60代)

・ 「意見交換の時間が足りず、目的や根拠がわかりにくい。」(40代)

・ 「議会改革には賛成だが、議会と議員の質の向上が求められる。」(60代)

・ 「具体的なビジョンを示せていないので、姶良市がどうなりたいのかが見えない。他県の事例や金額の話ばかりが出るような会には来たくないかなと思う。」(40代)

アンケート結果の考察

このたびの「議会と語る会」におけるアンケート結果から、報酬アップと議員定数削減に関する市民の意見が明らかになりました。報酬アップについては、多くの市民が反対しており、その理由は生活状況や財政懸念、議員の活動内容への不満などが挙げられます。一方、報酬アップを容認する市民は、議員活動の負担軽減や議会の活性化を期待しています。

議員定数削減については、多くの市民が賛成しています。その理由は財政削減や議会の活性化、議員一人当たりの責任強化などが挙げられます。一方、議員定数の維持や増加を望む市民は、市民の声を十分に反映するためや議員の負担軽減を理由に挙げています。

この結果を踏まえると、議会改革に関する議論では市民の意見を十分に反映し、財政や市民の生活状況を考慮した上で慎重に進める必要があります。報酬アップについては市民に理解を得るための十分な根拠を示すことが重要であり、議員定数に関しても、市民サービスの低下などのリスクを十分に考慮する必要があります。

また、アンケート結果からは議会改革に関する他の関心事も明らかになりました。議会改革全般については、市民の意見を反映した進め方が求められます。議会と語る会は市民と議員の意見交換の場として重要であり、今後も定期的に開催されるべきものであります。

最後に、市民の皆様には報酬アップや議員定数削減に関する意見だけでなく、議会改革全般に関する声も積極的にお聞かせいただきたいと考えています。議員報酬及び議員定数を含めて、議会改革に関する議論を引き続き深めていく予定であり、情報公開、議員活動の透明性向上、市民参加の促進などについての検討を進めていきます。

また、このたびの、「議会と語る会」で寄せられたご意見やアンケートは、市議会がより良い議会運営を目指していくための貴重なものとなります。今後も市民の皆様のご意見を積極的に聞き取り、より開かれた議会運営を目指してまいります。

今後の課題

今回のアンケート結果を踏まえ、市議会として以下のような課題に取り組みます。

(1) 市民の皆様への説明責任を果たす

(2) 報酬アップの根拠や財源について、わかりやすく丁寧な説明を行う

(3) 議会改革や議員定数削減など、様々な施策について、市民の皆様の理解を得られるよう説明を行う

(4) 市民の皆様との意見交換の場を積極的に設ける

(5) 「議会報告会」や「議会と語る会」などを定期的に開催する

(6) インターネットやSNSなどを活用した情報発信を強化する

(7) 議会活動の情報発信を強化する

これらの課題に取り組むことで、より市民の皆様に寄り添い、信頼される議会運営を目指してまいります。

 

 

 

過去の議会と語る会(議会報告会)

これまでに開催された議会と語る会(議会報告会)の内容をご紹介しています。

 

お問い合わせ

議会事務局議会庶務課議事調査係

899-5492 鹿児島県姶良市宮島町25番地

電話番号:0995-65-2332

ファックス番号:0995-65-2372

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