更新日:2020年10月19日
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農作物の盗難防止対策について
近年、生産者の方々が丹精込めて作られた農作物が盗まれる被害が全国各地で起きています。
生産者の皆様にとっては、営農意欲を失わせる深刻な事態です。
農作物の盗難を防ぐため、次のような対策を実施し、被害を未然に防ぎましょう。
生産者が行う取組
侵入されにくい環境づくり
- 農場にネットや柵等を設置する。(死角を作らないよう注意)
- 農場やハウスへの出入口に鍵を設置する。(可能であれば2つ以上)
- 農場に「防犯カメラ作動中」「防犯パトロール実施中」等のステッカーや看板、のぼり旗を設置する。
- 防犯カメラ、センサーライト等を設置する。
- 「午前中は出荷作業のため不在です。」といったメモ等を残し、不在であることを安易に知らせない。
被害に遭わないための取り組み
- 収穫物は農場に放置せず持ち帰る。
- ハウスや倉庫等の窓や出入口、保管庫等の施錠を徹底する。
- コンテナや脚立など、盗難に使用されてしまうような道具を農場に放置せず、細めに片付ける。
地域で行う取り組み
- 地域の生産者や警察と連携して防犯パトロールを実施する。
- 「防犯対策実施中」等ののぼり旗を設置する。
- 地域の防犯意識を高めるため、注意喚起のチラシ等を配布する。
被害にあった場合
被害に遭った場合には、まずは警察へ通報しましょう。
犯人を見つけても追い詰めるのは非常に危険です。警察に通報し、犯人の特徴(性別、身長、服装等)や逃走車両の車種や色、ナンバー等を伝えましょう。
自治会や近隣の生産者と被害情報や不審者情報を共有しましょう。
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