更新日:2022年9月15日

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令和4年

 

島津義弘公がつなぐ縁 ~佐賀・唐津市~

 先日、佐賀県の唐津市を訪問しました。鹿児島県と佐賀県は、鹿児島国体と佐賀国民スポーツ大会をお互い盛り上げていこうということで「鹿児島・佐賀エールプロジェクト」を展開しています。姶良市と唐津市は、バスケットボール会場の縁で交流を深めています。
 唐津市は人口約11万5千人。唐津神社の秋季例大祭である「唐津くんち」が有名で「呼子の朝市」や「唐津焼」も大人気です。そして、なんといっても島津義弘公の足跡を見ることができるのです。
 唐津市北部にある名護屋城。1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際、出兵拠点として築かれた城です。当時は大坂城に次ぐ規模を誇っていたそうで、その周囲に130以上の諸大名の陣城が造られ全国から20万人を超える軍勢が集結しました。その一つが島津義弘公の陣城です。その陣城は、玄界灘に突き出した半島の突端にありました。文禄の役では、ここを拠点に約1万人の軍勢を率いて朝鮮半島へ渡海したそうです。現在の陣城には土塁や石塁がしっかりと残り、名護屋城の陣城群の中でも最大規模を誇ります。430年前の島津義弘公の存在を佐賀県の唐津市で感じられる。不思議な気持ちになりました。
 唐津市の峰市長を表敬訪問しました。市長は「唐津は7年間130以上の大名が一堂に集まった場所。日本全国の自治体とご縁があるといっても過言ではないですね」と言われました。ここは400年以上の時を越えてゆかりのある戦国武将の足跡をたどれる特別な場所であることを実感しました。これからも唐津市と国体開催だけではなく、島津義弘公のご縁を大切にして交流していきたいと思っています。

夢は…全国優勝!?

 「火点は前方の標的!水利はポンプ車右側後方防火水槽!手びろめによる二重巻ホース一線延長‼」
 指揮者の伸びのある大きな声と同時に競技がスタートする消防操法大会。先月、姶良・伊佐支部の地区大会が行われ、見事に姶良市役所分団が優勝しました。
 消防操法大会というのは、全国の消防団の皆さんが消火活動の現場で「迅速」かつ「確実」に、そして「安全」に行動するために、定められた消防用機械器具の取り扱いと基本操作の技術を競う大会です。大会で競技される操法は2種類。今回、姶良市役所分団が優勝したのは「ポンプ車操法」でした。
 スタート前。指揮者を含めて5人の消防団員がキリっとした姿勢を保ちます。ポンプ車乗車の基本動作が行われたあと、すぐさま1番員がホースを抱えて火点近くまで走り注水姿勢をとります。2番員もポンプ車までの延長ホースを結合させるために、巧みにホースを操りながら必死で走ります。操作の速さを競うため、1秒でも速くと各隊員は猛ダッシュするのです。ホース結合が完成すると1番員が「放水始め」と2番員に合図。2番員から伝達を受けた4番員が送水を開始します。ポンプ車から水が伝わってくる中、1番員は水圧に負けないよう踏ん張り火点の標的に向かって注水します。
 スピードと確実性を競い、若い力が躍動するとてもスリリングな大会です。毎年、大会を行うことによって全国の消防団員の基本的技術の向上と意識の高揚を図っています。今年の地区優勝は姶良市役所分団。今月行われる鹿児島県大会に出場します。これからさらに技術に磨きをかけて、夢は…全国大会出場!いや全国制覇…へ⁉

夏野菜で“夏バテ”防止

 今、スーパーに行くと色とりどりの夏野菜がたくさん並んでいます。最近は物価高で財布の紐も固くなってはいますが、夏野菜は水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、夏バテや熱中症の予防に効果的と言われていますので、暑い夏を乗り越えるためにも多く食べたいものですね。
夏野菜には生でそのまま食べられるものも多く、夏に摂りたい栄養素を手軽に補給できるのが特徴です。私はその中でも特にトマトをよく食べます。そのままガブリって食べるのも良いでしょうし、パスタやサラダなどさまざまな料理にも相性が良いですね。1年中食べられますが、やっぱり夏に食べるトマトは最高に美味しいです。
私の祖母は、私が幼い時にトマトによく砂糖をかけてくれました。キンキンに冷えたトマトをくし切りにして、上から砂糖をパラパラっとかけるのです。トマトの酸味と砂糖の甘みが絶妙でとても美味しかったことを覚えています。それを食べたい一心で、夏休みは毎日のように祖母の家に行っていました。
 大学へ進学して東京に出ると、トマトに砂糖をかけるという行為がとても驚かれることだと気づかされます。どの友人に聞いても「そんな食べ方はしたことはない」と言われました。「トマトには塩でしょう」と。いやその通りなんだけどね。でも、ちょっと祖母の優しさを否定されたような気持ちにもなってムキになったこともありました。
今でもたまに砂糖をかけていただきます。ばあちゃん家の縁側で食べた、遠い夏の暑い日の思い出がよみがえってきます。今年も暑い夏になりそうです。スイカと素麺、そして砂糖をかけたトマトはかかせません。

令和4年6月「正常性バイアス」

 梅雨です。この時期、最も気をつけなければならないのは自然災害です。毎年のように日本のどこかで災害が発生し甚大な被害をもたらします。線状降水帯という言葉も頻繁に耳にするようになりました。
 気象予報士の方から「災害時の正常性バイアス」というお話を聞きました。「正常性バイアス」とは心理学用語の一つで、予期しない事態に直面したときに「ありえない」「考えたくない」という心理状況に陥る人間の特性ということです。災害時にそのような心理状態になると…。本来であれば「危険な状態」と判断すべき事象を「大きな問題ではない」と誤って認識してしまう恐れがあります。例えば、大雨が降って避難指示が出ていても「80年生きてきて、自宅の裏山のがけはこれまで一度も崩れたことはない。今度もきっと大丈夫だ」と正常バイアスによって都合のよい解釈をしてしまいます。つまり土砂崩れの危険性という非常事態であるのに日常と変わらない状況であるという間違った解釈をしてしまうことです。これは「避難しないための理由」が無意識に生み出されるからなのだそうです。
 このような心理状態は人間には誰にでもあるといいます。しかし、このことで土砂崩れに巻き込まれ最悪の事態に発展する危険性もあります。災害時は「正常バイアス」を発動せず、空振りでもいいので、危険を知らされたらまず避難です。
 私たちは自然災害から市民の皆さまの生命と財産を守るために、今年の夏も備えと対策をしっかりと施し早く的確な情報発信を行ってまいります。
 まずは、自分で自分の命を守ること。これが防災の第一歩です。
 

令和4年4月「あっという間の4年間」

 4月になりました。春爛漫な温かい雰囲気が街中に広がっています。今は日本が一番華やぐ季節ですね。今年は私にとっては節目の春。市政の舵取りを任されてからあっという間に4年が経ちました。ここまで市民の皆様の多大なるご支援とご協力で「すべてを姶良市のために。姶良市民のために」をモットーに頑張ることができました。本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
 任期の半分以上の期間は、新型コロナウイルス感染症対策に追われました。国と県と連携しながら市民の皆様に不安を与えないよう努力してまいりました。この前例のない未曾有の事態に、市役所の職員は一生懸命に頑張ってきたと思います。その献身的な働きに敬意を表したいと思います。これも市民の皆様のご理解があっての成果です。
 コロナ禍の中にあって、この4年間で私のめざす施策が遅々として前に進まなかったのは想定外でした。しかし、しっかりと種まきはしています。予定より花が咲くのは少し遅れていますが、確実に実がなるように準備は整えています。期待していてください。
 市制施行から12年の姶良市。次の10年は「成熟したまちへの成長」をめざしていきます。可能性がいっぱいで伸び代がたくさんある姶良市。その可能性を全開にして、子育て世代や子どもたちが安心して暮らせるまち、安全で災害に強いまちをめざして成長していきます。これからも、市民全員で力を合わせてすばらしい姶良市を創っていきましょう。歩みを止めず、一歩一歩前へ前へ。

令和4年3月「“卒アル”もデジタル時代」

 令和3年度も今月が最後。来月は新年度を迎えます。3年目に入ったコロナ禍ですが、収まる気配はありません。そんな中にも確実に春が巡ってきて、いま卒業式のシーズンです。今年も新型コロナウイルス感染症対策をとりながら式を縮小して開催する学校が多いようですが、卒業生の皆さんを温かく送り出そうという先生や保護者、関係者の皆さんの気持ちはなにも変わらないと思っています。
 卒業に欠かせないものに「卒業アルバム」があります。6年間の思い出、3年間の思い出が詰まった人生の記念になる大切なものです。しかし、このコロナ禍で学校の行事が中止・縮小され皆で写真を撮る機会が失われ、開催された数少ない学校イベントでもマスク姿の写真ばかりが増えて学校関係者はアルバム作りに大変苦労しているといいます。
 そんな状況の中、スマートフォンから閲覧できる「卒業アルバム」が開発されたという記事を目にしました。生徒たち自身が、在学中に学校生活の写真や動画・音声データを撮影して専用アプリで編集するというもので、卒業と同時に公開され閲覧できるようになるのだそうです。紙のアルバムではできない動画や音声も掲載することで行事の少なさをカバーできるというものです。これが当たり前になると、きっと「セピア色の卒業アルバム」なんて言葉も色褪せていくんでしょうね。
 コロナ禍を経験したこれからの未来は、身近なところで様々な生活革新が現れてくると思います。これから新しい世界に飛び立つ卒業生の皆さん。既成概念に捉われず、コロナ後の新しい時代の新しい感覚を養ってください。卒業おめでとう‼

令和4年2月「オミクロン株に負けるな!」

 年明けから日本国中に猛威を振るう新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」。こんなに短期間で私たちの社会に定着した名称は珍しいです。姶良市では、これまで以上に感染拡大防止に努め市民の安心を守っていきたいと思っています。
 変異株は「オミクロン株」とか「デルタ株」と言いますが、これはギリシャ語のアルファベットの名称で、発生の順番で付けられています。変異株の発生当初はイギリス株とかインド株とか国名を使っていましたが、昨年5月WHOは名前による偏見を取り除くために国名ではなくギリシャ文字を使用すると発表しました。それ以降、イギリス株はα(アルファ)株、インド株はδ(デルタ)株と命名され、そして今、蔓延しているο(オミクロン)株まで出現しています。
 ギリシャ語のアルファベットは日本人の私たちにとっても馴染みの深いものが多くあります。α(アルファ)β(ベータ)γ(ガンマ)は皆さんもご存知。また、地理で三角州のことを「デルタ地帯」と言いますが、これもギリシャ語のδ(デルタ)に由来しています。デルタは大文字でΔと表記し形が三角形。だから三角州のことをデルタ地帯というわけです。他にもω(オメガ)やκ(カッパ)は企業名やスポーツブランド名に使用されて知っていますし、υ(イプシロン)も、JAXAが開発したロケットの名前に使用され日本人にはとても親しみがあります。
 コロナ禍を体験して3年目。日本人の生活に入り込んでいるギリシャ語のアルファベットではありますが、新型コロナウイルスの変異株で、もうこれ以上新しい文字が使用されないよう願いたいものです。

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総務部秘書広報課秘書係

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