更新日:2015年2月17日
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掛橋坂
かけはしざか
掛橋坂は、蒲生町北と西浦を結ぶ峠に見つかった石畳道。現在の県道川内・加治木線が明治時代に開通する前の旧道で、江戸時代には藺牟田・祁答院方面と蒲生を結ぶ地方街道として利用されていたと考えられます。
掛橋坂が開通した時期ははっきりしませんが、道筋には寛政8年(1796)の庚申供養碑や明和9年(1772)の馬頭観音碑があることから、遅くともこの頃までには石畳道が完成していたと考えられます。また、石畳や石段の造り方が、大口筋白銀坂・龍門司坂(国史跡)に共通していることも、この道が江戸時代に整備された街道であることを示しています。
所在地
姶良市蒲生町北1006
関連パンフ
「姶良市史跡掛橋坂」
電子書籍化しています
お問い合わせ
電話:0995-65-1553
FAX:0995-66-5820
住所:姶良市東餅田498
掛橋坂の整備事業は平成27年度の主な事業の1つです