更新日:2025年3月4日
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地震に備えて
震災前の今のうち――。
大きな地震は地割れや津波を伴い、甚大な被害をもたらします。自分の命、大切な人の命を守るため、今できる準備をしましょう。
おうちでできること
家具の固定や配置を考えよう
阪神・淡路大震災では家屋の倒壊や家具の転倒を原因に、多くの方がなくなられました。
- 家具は壁に固定しましょう(キャスターのついた家具を固定するお皿型のストッパーなどもあります)。
- 寝室にはできるだけ家具を置かないようにしましょう。
- 家具が倒れたり、揺れで移動したりした時に避難経路をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう。
- 避難経路上に懐中電灯やスリッパ、非常用出し品を置いておきましょう。
避難所や避難経路を確認しておきましょう
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するために、近くの避難所まで実際に歩いてみましょう。道中ではどんな危険が潜んでいるかチェックしておきましょう!
- 避難所や避難場所は家族で共通認識を持っていると安心です。
- ハザードマップを活用して俯瞰的にイメージすることも大事です。
「備蓄品」と「非常用持ち出し袋」
備蓄品は常に家に置いておき在宅避難の際に活用するものです。一方、非常用持ち出し袋は自宅外に避難する際、持っていくものです。いずれも量販店や100円均一コーナーなどにも役立つグッズが販売されています。
備蓄品
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー、携帯トイレ・簡易トイレ、マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
※ 大規模災害発生時には「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
非常用持ち出し袋
- 飲料水や非常食は備蓄品と同様に3日分を準備しましょう。
- 重くなりすぎると避難の弊害になります。リュックタイプに詰めて、実際にしょってみましょう。
- 家族の顔写真や連絡先などを準備しておきましょう。別々の場所で被災した際に「この写真の人は避難してませんか?」と確認がとりやすくなります。
- 非常用持ち出し袋の中に入れるべきものは人によって様々です。例えば…赤ちゃんはミルクやおむつが必要ですし、持病を持つ方は薬が必要でしょう。コンタクトレンズをしている人はメガネが必要になりますし、女性には生理用品が必要です。チェックシートを参考にして自分の必需品をピックアップしましょう。
防災ラジオをお持ちの方に
防災ラジオは緊急地震速報などの緊急情報を受信すると自動で起動。大音量で緊急情報を放送してくれる頼もしいアイテムです。
市では本庁舎の危機管理課をはじめ、各支所、山田・重富の出張所などで有償配付(2,000円)してます。
優れた機能を発揮するために
- 緊急情報はあいらびゅーFM(89.1MHz)の電波を使っています。ラジオは必ずあいらびゅーFM(89.1MHz)がクリアに聞こえるところに置いてお使いください。
- 毎月第2土曜日の午前9時に緊急放送の試験をしています。しっかり受信できているか確認してください。
- 防災ラジオは常に電波を受信しているため、乾電池で使用するとすぐに電池を消費してしまいます。アダプタを使用し、コンセントから電源を取ってください。
- アダプタのコードは引っ張ったり、ねじったりすると切れてしまいます。ご注意ください。
- 家電製品の近くは電磁波の影響で、受信状況が悪くなることがあります。