更新日:2026年5月12日
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HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)
子宮頸がんとHPV(ヒトパピローマウイルス)
子宮の入り口付近、「子宮頸部(けいぶ)」にできるがんを「子宮頸がん」といいます。
子宮頸がんは、HPVの感染が主な原因です。
HPVは、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなど、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
HPVワクチン
HPVの中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
現在、公費で受けられるHPVワクチンは、9価ワクチン(シルガード®9)のみです(令和8年4月1日現在)。9価ワクチン(シルガード®9)は、子宮頸がんをおこしやすい種類であるHPV6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型の感染を防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
ワクチン接種と併せて、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。(姶良市では、20歳以上の女性を対象に子宮頸がん検診を実施しています。)
HPVワクチンのリスク
HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
また、頻度は不明ですが、重い副反応(重いアレルギー反応、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、免疫性血小板減少症)が起こることがあります。
| 発生頻度 | 9価ワクチン(シルガード®9) |
| 50%以上 | 疼痛 |
| 10~50%未満 | 腫脹、紅斑、頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、そう痒感*、発熱、疲労、内出血、腫瘤 |
| 1%未満 | 口腔咽頭痛、嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感、出血、血腫 熱感、硬結、知覚低下など |
| 頻度不明 |
感覚鈍麻、失神、四肢痛など |
定期接種対象者
対象者は小学6年~高校1年相当の女子です。
姶良市では、小学校6年生女子に対し、定期接種のお知らせを送付しています。
接種できる姶良市内の医療機関(要予約)
接種費用
無料
接種方法
使用するワクチンは9価ワクチン(シルガード®9)です。
ワクチンの接種スケジュールは一定の間隔をあけて、合計2回または3回接種します。接種する年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。詳しくは接種する医療機関に相談してください。
なお、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
2回接種の対象者
- 9価HPVワクチンの1回目接種を小学6年生の学年から15歳の誕生日前日までに開始する方。
接種間隔
- 標準的に2回目接種は、1回目接種から6か月後に接種する。少なくとも5か月以上の間隔をあける。
(※2回目の接種が1回目接種から5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。)
3回接種の対象者
- 9価HPVワクチンの1回目接種を15歳以上の年齢で開始する方。
- 9価HPVワクチンの1回目接種を小学6年生の学年から15歳の誕生日前日までに開始した方のうち、5か月に満たない間隔で2回目接種をした方。
接種間隔
- 標準的に2回目接種は、1回目接種から2か月後に接種する。
- 標準的に3回目接種は、1回目接種から6か月後に接種する。
(注)上記の間隔で接種できない場合
- 2回目接種は、1回目接種から1か月以上の間隔をあけて接種する必要があります。
- 3回目接種は、2回目接種から3か月以上の間隔をあけて接種する必要があります。
