更新日:2021年3月25日

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しつけの仕方

Q 「ほめる教育」とよく言われますが、上手なほめ方を教えてください。

A

【具体的にほめましょう】
「何ができたから」「何をやったから」など子どもの行動を説明するように加えてほめるとよいです。
◎「お母さんが手伝わなくても片付けができるって、かっこいいね」
◎「蝶結びができるようになったんだね。すごいね」

【結果だけでなく、過程をほめましょう】
◎「よくがんばっていたね。その頑張りが次にきっと生きるね」
◎「失敗は成功のもとだよ」

【他と比較しないでほめましょう】
×「お兄ちゃんはこれはできたんだけどね」
×「○○ちゃんは90点だったんだってね」

【異なる結果でもほめましょう】
◎「洗濯物をたたんでくれてありがとう。お母さんのたたみ方とどこが違うかな」

【感情豊かにほめましょう】
 何かをやりながらテゲテゲほめるのではなく、しっかり喜びを表現してください。

⇒子育て手帳P17,23

Q 上手な叱り方を教えてください。

A

頭ごなしに叱ったり、感情的に叱ったりするのはよくありません。子どもを傷つけてしまい、話を聞かなくなってしまいます。

【叱る理由をしっかり説明しましょう】
なぜ叱られるのかの理由をしっかり説明しましょう。子どもは理由を知ることで納得することができると思われます。

【なぜ叱られたのかを自分の言葉で説明させる】
理由を知っただけでは「わかったつもり」で正しく理解していないかもしれません。そこで、なぜ叱られたのかを自分の言葉で説明してもらいましょう。そうすることで、理解度も納得度も高まります。

【叱りっぱなしにせず、改善したらすぐにほめましょう】
「叱る」と「ほめる」は必ずセットにしましょう。叱って終わりではなく、お子さんのその後をよく観察し、改善が見られたら、すぐにほめるようにしましょう。そうすることでお子さんも自信をつけることにつながります。

【くどくど叱らない】
くどくど叱ると、お子さんには「しつこいなあ」「長いなあ」ということだけが印象に残り、あまり効き目は期待できません。「短時間に端的に」をモットーにしましょう。

⇒子育て手帳P17,29

Q あいさつがなかなかできません。あいさつの大切さは知ってはいるのですが…。

A

あいさつができないのはなぜなのか、しっかり様子を観察したり、本人に話を聞いてみたりしょう。

恥ずかしくて言えないのだったら、無理強いをせず親と一緒に言わせるようにしましょう。

また、言うのを忘れてしまうのだったら、「おはようございます、は」と言うことを促したり

「これから人に会うので、しっかりあいさつをしてね」と事前に話しておいたりしてみてはどうでしょうか。

そうすることで、だんだんとできるようになると思われます。

⇒子育て手帳P24,30,36

Q うちの子は朝着替えるのにとても時間がかかります。どうしたらいいのでしょうか。

A

「時間がかかるから」とおうちの人が着替えさせていたら、「自分でしなくてもしてもらえるから」と考えてしまいそうです。

全部やってしまうのではなく、つまずいているところだけ手助けをし、できたことは大いに褒めるようにしましょう。

また、服の前後が分かるような目印を付けたり、ファスナーの握りを大きくしたりするなど洋服に工夫をするなどして、

できるだけ自分でできるように応援してあげるといいかと思われます。

⇒子育て手帳P22,29

Q 何回注意してもすぐに嘘をつくので困っています。どんな働きかけがいいのでしょうか。

A

子どものつく嘘には「自分を守るためにつく嘘」と「自分をよく見せるためにつく嘘」の2つのタイプがあるようです。

自分を守るための嘘は、小学校低学年くらいまでに多いようで、強く叱られたり怖い罰からただ逃れたりするためについてしまう嘘です。

なぜ嘘をついたのか頭ごなしに叱らずに、嘘をつくような環境になっていないか振り返ってみること、言い訳をきちんときいてあげることが大切です。

子どものペースで話をしっかりと聞いてあげ、困っていることに寄り添ってあげることができたら、嘘をついたことに対して自分から反省することにつながっていくことでしょう。

自分をよく見せるためにつく嘘は、何かしら満たされていないものがあり

人から好かれたい、人の注意を自分に引き付けたい・同情を得たいという気持ちからついてしまう嘘です。

じっくりと話を聞くことで、子どもの中に安心感が生まれ、嘘をつかなくてすむ子どもに育っていくと考えられます。

いずれにしても「どんなことでも本当のことを言ってくれる方がうれしい。嘘をつくのは悪いこと。嘘をつかれるのは悲しいこと」

というメッセージを日頃から伝えておくことが大切です。

どうしても改善しない・さらにひどくなるようであれば、教育機関でのカウンセリングを申し込んでみるのもいいかもしれません。

⇒子育て手帳P17,49

お問い合わせ

教育委員会社会教育課社会教育係

899-5294 鹿児島県姶良市加治木町本町253番地

電話番号:0995-62-2111(244)

ファックス番号:0995-62-1552

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