更新日:2025年7月24日
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海外へ渡航される皆さんは感染症に注意しましょう!
海外での感染症予防について
海外では、日本に常駐しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されています。
海外滞在中にこれらの感染症への感染を防止するためにも、海外渡航者に推奨されている予防接種でまだ受けていないものがあれば、時間的な余裕をもって医師に相談するなど、適切な感染予防を心がけてください。
海外での感染症予防のポイント
滞在地や渡航先での行動によって異なりますが、感染の可能性が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症です。
また、日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する感染症が海外では流行していることがあり、注意が必要です。
海外では、日本にはない病気がたくさんあります。海外旅行では、時差や気候の違いなどから、(自覚していなくても)様々なストレスを受けます。この結果、体の抵抗力が落ち、病気にかかりやすくなってしまいます。無理のないスケジュールを心がけましょう。
渡航先の感染症情報を確認しましょう
以下のホームページでは海外渡航における感染症予防について、詳しく掲載されています。海外渡航前に感染症に関する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。
- 厚生労働省ホームページ「海外へ渡航される皆様へ」(外部サイトへリンク) 海外渡航者向けの総合的な情報が掲載されています。
- 厚生労働省検疫所ホームページ FORTH(外部サイトへリンク) 海外の感染症の最新の流行状況や予防方法などの情報が掲載されています。
- 厚生労働省ホームページ「海外渡航者向け 啓発ツール」(外部サイトへリンク) 海外渡航者向けのポスターやリーフレットが掲載されています。
帰国時・帰宅後に体調が悪くなったら
【帰国時】
空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。
帰国時に発熱、咳、発疹、下痢などの症状があったり、具合が悪かったり、体調に不安がある場合や動物に咬まれた、蚊に刺されたなど渡航先での出来事で健康上心配なことがありましたら、検疫官に相談してください。
【帰宅後】
感染症には、潜伏期間が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中または帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。
その場合は、医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。