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更新日:2017年11月9日

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平成26年度一般会計補正予算(第2号)に関する記者会見(平成26年8月8日)

平成26年第3回定例会の前に、平成26年度一般会計補正予算(第2号)に関する記者会見を行いました。

平成26年度一般会計補正予算(第2号)市長記者会見内容

はじめに、台風接近や局地的豪雨により土砂災害等で亡くなられた方々へ哀悼の意を申し上げ、また避難所生活を送られている方、床上浸水等の被害に遭われた方々へ深くお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興と安定した生活を取り戻されることを祈念申し上げます。

平成26年第3回定例会に提案いたします一般会計補正(第2号)についてご説明いたします。今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億30万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額を317億9,220万7千円とするものです。
一般会計補正予算の主な事業を中心にその概要を申し上げます。

4番のあいら斎場施設整備事業は、現在のあいら斎場の真向かいにある土地を建設予定地としており、その土地の地質調査や測量業務に係る経費として433万3千円。施設整備は平成27年度に建物の実施設計、平成28年度から平成29年度にかけて建設工事を行う計画であります。参考資料を3ページに添付しております。

6番の農地中間管理機構業務委託事業と7番の機構集積協力金交付事業は、平成25年12月5日に成立し、平成26年3月1日に施行された「農地中間管理事業の推進に関する法律」に基づき、農地の賃借をおこない、農地の集積・集約化、農業経営の規模拡大、新規参入等による農用地等の効率的利用を促進し、農業の生産性の向上を図ることを目的とした事業であります。鹿児島県では公益財団法人鹿児島県地域振興公社が農地中間管理機構となり、その業務の一部が市へ委託されることから、その業務に係る経費を計上しました。業務内容は相談窓口の設置、出し手の掘り起こし、借受け希望者との交渉などを担います。参考資料を4ページから添付しております。

8番の有機農業推進事業は、姶良市有機農業振興協議会設立に向けて、県内で初めて「姶良市有機農業推進計画」を策定し、有機農業における栽培技術の開発・普及や有機農業者等への支援、市民の理解・関心の増進など有機農業を推進するための条件整備に取組むもので、計画策定のための費用として20万8千円。
本市における有機農業者数は、県内で最も多く、これまでもJAや県、関係機関と連携した積極的な活動を展開しており、今後有機農業が発展し、有機農産物の産地化が期待されているところであります。

9番の三叉コミュニティセンター温泉施設等整備事業は、これまで手狭であり温泉施設の利用者から要望の多かった駐車場を広げるための土地購入などに係る費用として576万円。なお、本施設は平成26年第1回定例会において改修工事等の費用1億5,199万5千円の予算の議決をいただき、すでに工事に着手しており、平成27年4月オープンを目指し事業を進めております。参考資料を6ページに添付しております。

12番の避難所整備事業は、国道10号線の4車線化計画により現在ある白浜地区緊急避難場所を新たに設けるための設計業務委託料として653万4千円。本事業は、4車線化工事と併せて整備するもので、現在の場所より鹿児島市側寄りに整備したいと考えております。参考資料を8ページに添付しております。

13番の地域防災計画策定事業は、平成25年6月の災害対策基本法の一部改正を受けて、被災者の避難時の生活環境を確保するための一定基準を設定し、現在の指定避難場所を見直し、また指定緊急避難場所を選定します。また鹿児島県地震等災害予測調査検討結果に基づく浸水想定に関するデータ等を収集・分析し、姶良市の津波浸水ハザードマップを作成し、全世帯へ配布する予定であり、それに係る費用として830万2千円。

14番のスーパーサイエンス総合推進事業は、11月30日、日曜日に姶良公民館において、「サイエンスあいらんど」と題し、本市の児童・生徒に科学に触れて興味を持ってもらうことを目的とした、科学実験に関するイベントを開催しようとするもので、講師にテレビでおなじみの米村でんじろう先生をお招きしようと計画しており、それらに係る費用として326万5千円。

17番の文化財保護管理事業は、加治木町木田にあり、市の指定文化財である「江夏友賢(こうかゆうけん)墓」の周辺に階段や手摺、転落防止フェンスの設置や土地の分筆登記にかかる費用として312万6千円。
江夏友賢は、中国明の易学者で、薩南学派の高僧であり、島津義弘・家久に仕えて加治木屋形や鶴丸城の縄張り(設計)をした人物であり、その墓はいわゆる「亀墓」と呼ばれており、これまでも史跡めぐり等で活用されてきた有名な文化財で、以前から階段整備の要望があったこと、また隣接する楠園自治公民館の建替も行われることから今回整備することとしました。参考資料を9ページから添付しております。

18番から20番は、台風8号豪雨による災害復旧に要する費用を計上いたしました。

最後に資料の11ページから、債務負担行為の補正について説明いたします。
借上型市営住宅賃借料は、山田地区の小・中学校の児童・生徒の確保と地域の活性化を目的として定住促進住宅を整備するためのもので、借上型市営住宅として民間事業者に住宅を整備してもらい、それを市が借上げるための債務負担行為で平成27年から18年間を予定しております。住宅は2棟30戸を計画しており、8月4日に事業者への募集説明会を開催し、9月12日までに事業計画書認定申請の受付を締切り、その後事業者の選定、協定の締結を行う予定であります。また入居は平成27年8月頃からを予定しております。土地購入費については、本定例会におきまして姶良市土地開発公社との土地購入に係る契約の議案を提案することとしております。

以上、第3回定例会に提案する一般会計補正予算に計上した主な事業の概要の説明であります。

平成25年度決算

資料の14ページをご覧ください。2項目目の平成25年度決算についてでありますが、一般会計のみの説明とさせていただき、また実施事業の説明については省略させていただきます。金額については千円単位での説明とさせていただきます。

一般会計の歳入総額は289億9,223万2千円で歳出総額は278億7,416万2千円、歳入歳出差引額は11億1,807万円となり、そのうち繰越明許費の財源が1億3,787万7千円で、実質収支額は9億8,019万3千円となり、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額を5億円とし、平成26年度予算への繰越額は4億8,019万3千円となりました。

以上で、平成25年度一般会計決算の説明とさせていただき、他の特別会計分はお目通しいただきたいと思います。

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