更新日:2026年7月7日
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フッ化物洗口推進事業
姶良市では、第3次姶良市健康増進計画である「健康あいら21(第2次)」の目標値として、「小児のむし歯有病率の減少」を掲げています。その一環として、子どものむし歯予防を効果的に行うため、市内の希望した保育施設を対象(対象児童:4~6歳)にフッ化物洗口事業を行っています。
フッ化物洗口の実施にあたっては、薬剤や必要物品の支給に加え行政の専門職が関わり、施設への技術的助言や指導、フッ化物洗口導入前の支援や継続支援を行っています。実施状況の確認を行いながら、すべての子どもが安心して取り組める環境づくりを目指しています。
フッ化物洗口とは
フッ化物洗口とは、フッ化物を含む洗口液でぶくぶくうがいを行う、むし歯予防の方法です。フッ化物洗口は、フッ化物歯面塗布法などに比べて低濃度のフッ素を使うため、家庭でも安心して行えるものです。
本市では、低濃度のフッ化物洗口液を用いた「毎日法」(週5回法)により実施しています。フッ化物は適正な使用方法をしている限り、他の一般的な医薬品と同様まったく問題ありません。
フッ素とは
フッ素は、そもそも自然の中に広く存在している元素です。フッ素は、常にほかの元素と一緒になってフッ化物という形で存在しています。
フッ化物は水や土だけでなくお茶や魚介類などの、いろんな食品に含まれており日常的に摂取しています。私たち人体にも必要不可欠な微量栄養素として、1日におよそ1~3mg程度必要で、おもに骨や歯にあります。しかし、通常、食物から摂るフッ素の量は、むし歯を抑えるためには不足しています。
様々な調査研究を経て、現在はむし歯予防に適切な使用濃度や使用方法が明らかになっており、WHOをはじめとする様々な機関が有効性を認め、使用を推奨しています。

フッ化物の効果
●歯の質を強くし、むし歯になりにくくする
→フッ化物が歯面に触れると、歯の表面を強くし、虫歯の原因となる酸に負けにくい歯に変化します。
●溶けかけた歯を元に戻す(再石灰化)を助ける
→歯のまわりにフッ素があると、歯の修復のスピードが上昇します。また、フッ素は歯の表面より内部に蓄積され、特にむし歯のなりかけ(初期のむし歯など)の部分に応用した場合には、むし歯の進行が停止することもあります。

●むし歯菌の働きを抑える
→むし歯菌の増殖や、むし歯菌が酸を出す活動を抑えます。

フッ化物洗口を集団で行うことの効果
フッ化物洗口は家庭でもできますが、健康教育の一環として保育所・幼稚園・小学校・中学校などの集団生活の中で取り組むことで、むし歯予防の効果がより高まります。
健康格差の縮小につながります
集団で実施することで、家庭の生活環境や意識の違いに関わらず、すべての子どもが平などにむし歯予防に取り組むことができます。
継続して取り組むことができます
家庭で毎日続けることは難しい場合がありますが、園や学校で実施することで継続しやすくなります。
園での健康づくりにつながります
子ども自身が、自分の歯や口の健康について関心を持つきっかけになります。また、歯や口の健康づくりについて、保護者の理解や協力が深まります。
複数の予防方法を組み合わせて行うことで、さらに効果が高まります
歯みがきや食生活の見直し、定期的な歯科検診などと組み合わせることで、より効果が高まります。

