更新日：2022年5月10日
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姶良市における自治体DX推進
1.はじめに
行政に求められているデジタル化、いわゆる「自治体デジタル・トランスフォーメーション（DX）」につきましては、国が定める「自治体デジタル・トランスフォーメーション（DX）推進計画」（外部サイトへリンク）に基づき進めてきましたが、新型コロナウィルス感染症拡大をきっかけとして、DX推進への期待がこれまでになく高まってきています。
このような状況を受け、姶良市としてDXで目指す姿を明確化するとともに、その推進体制や大枠の工程を示すために、令和3年10月に姶良市行財政改革推進本部において「姶良市行政デジタル化行動計画」を策定しました。
令和3年度から令和7年度までの5年間の行政改革の道標となる『第3次姶良市行政改革大綱』の方針に基づき、行政事務や行政サービスのデジタル化を推進することで、市民の利便性の向上や、業務効率化による行政サービスのさらなる向上、また、人にやさしいデジタル化を実現するための実行計画として策定しています。
2.行政デジタル化行動計画で目指す姿
主な取組事項
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自治体情報システムの標準化・共通化
住民記録、地方税、福祉などの主要な業務システムについて、国の標準仕様に準拠したシステムへ移行します。 -
行政手続きのオンライン化
マイナポータルから、マイナンバーカードを用いたオンライン手続を可能にします。 -
AI・RPAの利用促進
AI・RPAの適用範囲を拡大し、業務効率化を推進します。 -
業務プロセスの変革とICTの推進
本市のサービスのデジタル化の実現を目指すべく関係部門と連携します。
行政における書面、押印などの全庁的な見直しを進めます。 -
セキュリティ対策の徹底
情報セキュリティ対策や個人情報保護・強化の観点から、行政手続オンライン化などの要請に対応します。また、業務の利便性・効率性を技術的に向上させるための見直しを進めます。
DXで目指す姿
行政デジタル化の推進により、電子化・ペーパーレス化や、データ項目・様式・帳票等の標準化（デジタルファースト）につながり、市役所に訪れる市民の窓口が集約され、1回の申請で手続が完了します（ワンストップ）。また、1度提示した情報を重複して提示したり、何度も名前等を書かなくてよくなる仕組（ワンスオンリー）を実現します。
3.今後の予定
- 令和4年度末までに、子育て関係・介護関係・罹災証明などの手続について、マイナポータルからマイナンバーカードを用いてオンライン手続を可能にします。
- 令和7年度末までに、住民記録、地方税、福祉などの主要な業務について、国のクラウドを活用し、国の示した標準仕様に準拠したシステムへ移行します。
- すでに導入しているAI・RPAについて適用範囲を拡大し、業務効率化を推進します。
4.姶良市デジタル化行動計画【概要版】・【本編】
【概要版】姶良市行政デジタル化行動計画（PDF：1,919KB）
【本編01】姶良市行政デジタル化行動計画（PDF：3,415KB）
