更新日:2021年2月26日
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新型コロナウイルス感染症
中華人民共和国湖北省武漢市で昨年(令和元年)12月以降、新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告されて以来、世界各地から報告が続いており、国内でも今年(令和2年)1月15日に初めて新型コロナウイルスによる患者の発生が確認され、以後発生が見られています。
新型コロナウイルス感染症の最新情報
感染防止対策徹底期間~春の移動期に向けて~/鹿児島県ホームページ(外部サイトへリンク)
新型コロナウイルス感染症に関する情報/鹿児島県ホームページ(外部サイトへリンク)
新型コロナウイルス感染症とは?
発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。
感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと比べ、重症化するリスクが高いと考えられます。重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されているので注意しましょう。
特にご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます。
感染経路
新型コロナウイルス感染症のヒトからヒトへの感染の程度は明らかになっておりませんが、感染経路について現時点では飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。空気感染は起きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話等には注意が必要です。
飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染する。
主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手で周りに触れてウイルスが付き、別の人がその物に触れウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染する。
主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブなど手指がよく触れる場所
新しい生活様式の定着に向けた取り組み
国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議より、長期化が予測される感染症対策に対応するため、市民の皆さまにそれぞれ取り組んでほしい「新しい生活様式」の実践例が公表されました。
新型コロナウイルスの出現に伴い、飛沫感染や接触感染、さらには近距離での会話への対策をこれまで以上に取り入れた生活様式を実践していく必要があります。これは、従来の生活では考慮しなかったような場においても感染予防のために行うものです。
新型コロナウイルス感染症は、無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があります。新型コロナウイルス感染症対策には、自らを感染から守るだけでなく、自らが周囲に感染を拡大させないことが不可欠です。そのためには一人ひとりの心がけが何より重要です。
市民一人ひとりが、日常生活の中で「新しい生活様式」を心がけていただくことで、新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐことができ、ご自身のみならず、大事な家族や友人、隣人の命を守ることにつながるものと考えます。
新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために
「三密」(密集、密室、密接)を避けましょう
2020年3月9日、政府新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から、クラスター(集団)感染予防のためにとるべき行動として、以下の見解(抜粋)が示されましたので、ご注意ください。
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これまで集団感染が確認されたケースに共通するのは、次の3つの条件が重なった場合です。
- 換気の悪い密閉空間
- 多くの人が密集
- 近距離での会話や発声(密接場面)
日常生活の中で、この3つの条件が同時にそろう場所や場面を避ける以下の行動をとってください。
- 換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)
- 人の密度を下げる(互いの距離を2メートル以上空ける)
- 近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクを付ける)
3つの「密」に関するチラシ(出典:首相官邸HPより)
「密閉」「密集」「密接」しない(2020年4月17日)(PDF:933KB)
3つの「密」を避けるための手引き(2020年4月15日)(PDF:1,395KB)
3つの「密」を避けましょう(2020年3月28日)(PDF:1,245KB)
予防方法
風邪や季節性インフルエンザと同様に、日頃からの手洗い、うがい、アルコール消毒や咳エチケットなどの感染症対策を行うことが重要です。
手洗い
流水と石鹸による手洗いをこまめに行いましょう。特に外出した後や調理の前後、食事前、咳をした後、口や鼻、目などに触れる前には手洗いを徹底しましょう。
普段からの健康管理
十分な睡眠とバランスのとれた食事に心がけ、免疫力を高めましょう。また検温や体調の変化を記録するなど健康観察を行い、日頃から体調管理に努めましょう。
適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使い、適切な湿度(50%~60%)を保ちましょう。
人混みを避ける
持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
他の人にうつさないために
咳エチケットを行いましょう
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。
- マスクを着用しましょう。
- ティッシュなどで鼻や口を覆いましょう。
- とっさの時は袖や上着の内側で覆いましょう。
- 周囲の人からなるべく離れましょう。
発熱等の風邪の症状が見られるときは
- 学校や会社を休んでください。
- 毎日、体温を測定して記録してください。
ご家庭でご注意いただきたいこと
ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合、次の8つのポイントをご注意ください。
- 部屋を分けましょう
- 感染者のお世話はできるだけ限られた方で
- マスクをつけましょう
- こまめに手を洗いましょう
- 換気をしましょう
- 手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
- ゴミは密閉して捨てましょう
※ご本人は外出を避けてください。
※ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。
詳しくはこちらをご覧ください。
ご家庭に新型コロナウイルス感染が疑われる場合家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~(PDF:955KB)
発熱などの症状がある場合
発熱などの症状がある場合は、かかりつけ医にまずはご相談ください。
相談する医療機関に迷う場合、平日の午前8時から午後5時までは「受診・相談センター(姶良保健所)」にご相談ください。
受診・相談センター(姶良保健所)TEL:0995-44-7956 FAX:0995-44-7969 メールアドレス:airaisa-kenkou@pref.kagoshima.lg.jp
「受診・相談センター(姶良保健所)」へFAXまたはメールにて相談される方は、お名前、連絡先(FAX番号、メールアドレス)、体温、症状などを詳しく記載してください。なお、FAXおよびメールでの対応は、開庁時間となります。
相談する医療機関に迷う場合で、平日の午前8時から午後5時以外の時間は、「電話相談医療機関」へご連絡ください。
輪番制となっていますので、「姶良地区電話相談対応医療機関輪番表」にて当番の医療機関を確認の上お電話ください。
対応時間:平日の午後5時から翌朝8時、土日祝日の午前8時から翌朝8時
姶良地区電話相談対応医療機関輪番表(2月)(PDF:59KB)
姶良地区電話相談対応医療機関輪番表(3月)(PDF:60KB)
発熱等の症状がある方の相談・診療・検査の流れ~新型コロナウイルスと、インフルエンザの流行に備えて~(PDF:535KB)
一般的なお問合せ
一般的なお問合せについては、「コロナ相談かごしま」「厚生労働省相談窓口(コールセンター)」にご相談ください。
コロナ相談かごしま
TEL099-833-3221 FAX099-225-0672
受付時間:24時間対応(土日・祝日も実施)
感染症に関する問合せや、感染症の拡大等で影響を受ける県民や事業者における支援の相談等に対して回答。
相談内容を確認した上で、詳細な問合せ等に関しては、問合せ先を案内(夜間・休日は電話番号を案内)。
電話による相談ができない方については、FAX(099-225-0672)による相談も受付。
※なお、発熱などの症状がある場合の受診に関する問合せは、上記「発熱などの症状がある場合」をご参照ください。
厚生労働省相談窓口(コールセンター)
TEL0120-565653(フリーダイヤル) FAX03-3595-2756
受付時間:午前9時から午後9時(土曜日・日曜日、祝日も実施)
聴覚に障害がある方など、電話でのご相談が困難な方はFAX(03-3595-2756)にてご相談ください。