更新日:2021年6月4日

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錦江湾奥会議

錦江湾奥

設立の趣旨

薩摩半島と大隅半島にはさまれ、日本百景にも選定されている錦江湾(鹿児島湾)。「錦江湾奥会議」は、その湾奥部と桜島周辺に位置する4市が、それぞれの行政区域を越えた広域連携を目指すため、平成23年8月22日に発足しました。

霧島屋久国立公園の再編により、錦江湾奥の姶良カルデラを桜島と霧島に加えた「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」が誕生し、ますます注目を浴びている錦江湾。世界的にも希少な海域カルデラの一つで、希少生物の生息や貴重な資源の発見により、学術的・資源的にも大きな期待が寄せられています。

これらの魅力を踏まえて鹿児島市、垂水市、霧島市、姶良市の4市が、環境、水産、観光、交通、防災、教育などに係わるさまざまな施策・事業について、お互いに知恵を出し合い、協働し、地域活性化を図るため取り組んでいます。

構成市

錦江湾奥の4市
鹿児島市、垂水市、霧島市、姶良市

市長の思い

鹿児島市長

kagoshimasichou

下鶴 隆央

昭和55年4月4日生

鹿児島市では、桜島・錦江湾の魅力向上のため、ジオパーク認定への取組や湾奥を巡るクルーズ船の運航などを行っております。
また、活発な活動を続ける桜島は、平成26年1月に大正噴火から100年を迎えました。
湾奥の4市が個性溢れる情報発信や広域的な防災対策などに連携して取り組むことで、国内外の多くの皆さまに世界に誇れる景観などの魅力を堪能していただくとともに、自然と共生する豊かな環境を未来に引き継いでいきたいと考えております。

垂水市長

垂水市長

昭和42年3月17日生

桜島・錦江湾は鹿児島の宝物です。

それらを共有する鹿児島市・霧島市・姶良市・垂水市の首長が膝を交え、地域の在り方(安心安全・観光交流・経済交流)を本音で議論する事はとても有意義です。そのことはきっと県内のみならずアジアの発展・交流につながってゆくと思います。
なぜならば、世界が求めるポテンシャルの高いものが桜島・錦江湾でつながる4市にはあるからです。
「どうすれば実現できるか」の視点を持って錦江湾奥会議が発展してゆく事を期待します。

霧島市長

霧島市長

中重 真一

昭和52年3月28日生

霧島山周辺の7市町で発足した環霧島会議でさまざまな課題解決に取り組み、特に火山防災マップの作成は新燃岳噴火の際に成果を上げました。
今度は海側、今まで以上に湾奥の魅力を生かし、守るために錦江湾奥会議を提唱しました。
4市が協力し、例えば湾奥クルージングや広域的なマップの作成など広い視野で協働することで観光や防災、環境など全ての面で成果は高まり、相互交流を通じての活性化にもつながります。「錦江湾奥会議」はそのカギとして期待しています。

姶良市長

姶良市長

湯元 敏浩

昭和39年5月19日生

錦江湾とは本来、鹿児島湾奥を指していました。湾奥に位置するわれわれ4市が、連携して霧島錦江湾国立公園をはじめ、歴史や持ち味をストーリーでつなげながら強烈にアピールできれば、観光面において、大きな効果が期待できます。
また、錦江湾の水質保全や桜島大噴火を想定した防災対策への取組など広域的にかつ一体的に進めることが、課題解決への近道です。各分野で互いに知恵を出し合いながら、協働して湾奥エリアの活性化を図っていきます。

組織

  • (1)錦江湾奥会議構成市の首長で組織(会長:霧島市長)
  • (2)連絡調整委員会構成市の企画担当課長で組織
  • (3)専門部会以下の部会ごとに構成市の主管課長などで組織
    • 環境専門部会
    • 観光専門部会
    • 防災専門部会
    • 広報専門部会
  • (4)事務局霧島市企画部企画政策課

設立日

平成23年8月22日

活動状況

  • (1)錦江湾奥会議の開催年2回(5月、10月頃)開催、会場は構成市持ち回り
  • (2)連絡調整委員会における取組
    錦江湾奥会議全般に関する連絡調整
  • (3)各専門部会における協議事項

1.環境専門部会

協議テーマ

国立公園の再編への対応(環境)

〔協議事項〕

錦江湾奥の水質保全に向けて河川の美化などをはじめとする環境保全の取組を進める。

2.観光専門部会

協議テーマ

国立公園の再編への対応(観光)

〔協議事項〕

観光面での湾奥を活かした4市の連携を図る

  • (1)各市で取り組んでいるイベントの連携
  • (2)歴史に関する素材で4市がつながるストーリーによる連携
  • (3)フェリーを活用した観光対策での連携
  • (4)リーフレットなどの印刷物や看板の制作での連携

3.防災専門部会

協議テーマ

桜島大噴火の際の降灰、土石流、津波、地震などへの防災対策及び災害時相互協力体制の確立について

〔協議事項〕

海抜表示や図上訓練などの防災対策については、桜島に関係する既存の協議会などとの整合性を図りながら、事務方において調整・協議を行う。

4.広報専門部会

協議テーマ

国立公園の再編への対応(観光)

〔協議事項〕

4市の広報紙に各市のイベント情報などを掲載する。

協議テーマ

桜島大噴火の際の降灰、土石流、津波、地震などへの防災対策及び災害時相互協力体制の確立について

〔協議事項〕

4市の広報紙で桜島防災に係る共通特集記事を掲載する。

関連リンク

構成市のホームページ

次の構成市名をクリックしてください。それぞれのホームページへリンクします。

錦江湾奥情報

環境学習施設・環境事業一覧

自治体名 施設・事業名
鹿児島市 かごしま環境未来館(外部サイトへリンク)
かごしま生きものラボ(外部サイトへリンク)
垂水市 大野ESD自然学校(外部サイトへリンク)
霧島市 霧島高原自然体験ツーリズム協議会(外部サイトへリンク)
姶良市 重富海岸自然ふれあい館
なぎさミュージアム(外部サイトへリンク)
さえずりの森

 

 

お問い合わせ

企画部企画政策課企画政策係

899-5294 姶良市加治木町本町253番地

電話番号:0995-66-3107

ファックス番号:0995-62-3699

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