更新日:2021年3月25日
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親のこと
親のことに関するQ&A
Q 同じことを何度も言うので、ついイライラしてしまい、返事をするのも面倒になってしまいます。
A
お家の人とのおしゃべりが楽しいから話しかけるのでしょう。できるようになったことを自慢し、ほめてもらいたいのかもしれません。
忙しいときは特に面倒くさいかもしれませんが、叱ったり無視したりしないで、辛抱強く返事をしたりほめてあげたりしてください。
「もういいから」「うるさい」などの返事はよくありません。
⇒子育て手帳P18,24
Q 子どもについつい手をかけている自分がいます。どうすればいいでしょうか。
A
子育ては、究極的にはお子さんに「自分で生きていける力」をつけることです。ですので、何かと手をかけていくことは、お子さんの自立を妨げます。
安全上の問題がない場合には、できるだけお子さんに任せましょう。
そして多少の失敗があっても、お子さんの努力や工夫を認めほめてあげましょう。
認められることで、お子さんは自信を持ち、次もまたやってみようという意欲が起きてくるはずです。
⇒子育て手帳P29,49
Q とても忙しくて子どもの話を聞く時間がありません。
A
忙しくて大変ですが、お子さんは「話を聞いてほしい」という気持ちを持っています。
夕食の準備を一緒にしながら、夕食の時間に食べながら、お風呂に一緒に入りながらなど、5分でも10分でも持ちましょう。
たとえ短い時間でも話を聞くことを通して、「自分のことを大切に思っている」とお子さんの心はきっと満たされると思います。
⇒子育て手帳P18.24
Q 叱ってもヘラヘラしているので、余計に怒ってしまいます。
A
イライラしてしまう気持ちは分かりますが、お子さんは本当に叱られても平気なのでしょうか。
本当はとても悲しくて不安な気持ちになっているのかもしれません。
できないからと叱るのではなく、できるようになるまで気長に待つことも大切かもしれません。
時間が解決することがほとんどなので、しばらく待ってみてはどうでしょうか。
⇒子育て手帳P17
Q 子どもから進路について相談を受ける時のために、親として今からできることはどんなことがあるでしょうか。
A
子ども自身が自分でしっかりと進路を決めることができるように、心の準備をしておくことはとても大事なことだと思われます。
今のうちはお子さんと将来の夢について一緒に語ることもいいでしょうし
夢をかなえるために今何ができるか(何をしなければならないか)を決めるよう助言することもいいですね。
また、親としても進路に関する情報を収集しておくことも、助言の資料となると思われます。
⇒子育て手帳P41