更新日:2024年4月4日
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地価は下がっているのに土地の税金が上がるのはどうして?
質問
地価は下がっているのに土地の税金が上がるのはどうして?
回答
地域や土地によって評価額に対する税負担に格差がある(例:100万円の評価額の土地であっても、課税標準額が70万円のものと60万円のものがある)のは、税負担の公平の観点から問題があるため、平成9年度以降、負担水準(評価額に対する前年度課税標準額の割合)の均衡化を重視することを基本的な考えとした調整措置が講じられてきましたが、平成18年以降はこれを一層促進する措置が講じられています。具体的には、負担水準が高い土地は税負担を据え置いたりする一方、負担水準が低い土地については税負担を引き上げていく仕組みとなっています。したがって、地価が下がっていても、負担水準が低い土地は固定資産税額が上がる場合があります。