更新日:2020年9月1日
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普通期水稲病害虫防除(注意報第3報)
トビイロウンカ防除
本年はトビイロウンカの飛来量が多く、8月26日付けで県病害虫防除所から注意報が発表されました。
ウンカ類に効果が高いトリフルメゾピリム剤の育苗箱施用剤(防人やスクラム等)を使用しているほ場でも、発生密度が一部のほ場で高まっているのが確認されました。
つきましては、トビイロウンカの適切な防除を行うとともに、防除後も本虫の発生動向には十分注意してください。
また、9月以降に出穂期を迎える中~晩生品種は、出穂期以降の斑点米カメムシ類の防除の際にトビイロウンカにも効果のある薬剤を選定し、効率的な防除に努めてください。
防除適期随時(トビイロウンカ発生確認次第)
トビイロウンカは稲の株元に生息するので、薬剤が株元に十分届くよう散布ください。
薬剤散布の際は、農薬の使用基準を遵守して、薬剤の飛散防止に努めてください。
防除薬剤
- 【液剤】スタークル液剤10 又は エクシードフロアブル 又は トレボンEW 又は MR.ジョーカーEW
- 【粉剤】スタークル粉剤DL 又は MR.ジョーカー粉剤DL 又は トレボン粉剤DL 又は エクシード粉剤DL
- 【粒剤】スタークル粒剤 又は トレボン粒剤(粒剤は5日程度後に薬剤効果が現れます)
※飼料用米、WCS用稲については、使用農薬に制限がある場合がありますので、確認後に使用ください。
防除及び農薬に関する問い合わせ先
JAあいら西部地域営農センター☎65-2041