更新日:2022年3月23日
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風しん等(成人)の予防接種費用の一部助成
これから生まれてくる赤ちゃんのために...
妊娠初期の女性が風しんにかかると、“先天性風しん症候群”という、目が見えにくい、耳が聞こえにくい、生まれつき心臓に病気がある、などの症状をもった赤ちゃんが生まれてくることがあります。
抗体検査や予防接種を受けて、妊婦の方やおなかの赤ちゃんを風しんから守りましょう。
風しん
風しんは、風しんウイルスが患者のせき・くしゃみなどで飛び散り、それを吸い込むことで感染します(飛沫感染)。
潜伏期間は2~3週間で、軽い風邪症状で始まります。主な症状は発疹や発熱、耳の後ろや首のリンパ節の腫れなどです。発疹も発熱も約3日間で治りますので「3日ばしか」とも言われています。合併症として、関節痛・血小板減少性紫斑病・脳炎などが報告されています。
年長児や大人になってからかかると、一般に重症になりやすく3日では治らないことが多くなります。また、妊婦が妊娠早期にかかると白内障や聴力障害などをもつ先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。
助成対象者
風しん抗体検査を受けた結果、抗体価の低い方(HI法では抗体価16倍以下、EIA法では抗体価8未満)で、平成31年1月1日以降に風しん等ワクチンを接種し、接種日に姶良市に住民登録されている方のうち、次のいずれかに該当する方が対象です。
対象者 |
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①妊娠を希望している女性 |
②抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者で、その妊婦に風しんが感染しないようワクチン接種が必要と認められる方 |
※抗体検査については、鹿児島県の助成事業があります。詳しくは鹿児島県のホームページをご覧ください。
鹿児島県風しん抗体検査ホームページ(外部サイトへリンク)
※なお、国の風しん対策により、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性の方については、2021年度末までの約3年間、抗体検査が無料で受けられるようになり、その結果抗体価が低い方に対して定期予防接種が実施され、予防接種が無料で受けられる予定となっています。
対象ワクチン
- 風しん単独ワクチン
- 麻しん風しん混合(MR)ワクチン
助成額
3,500円を上限として1回のみ助成
※接種費用は医療機関ごとに異なりますので、各自医療機関にお問い合わせください。
申請方法
予防接種後に、次の必要書類をお持ちのうえ申請してください。後日、口座に助成金を振り込みます。
- 姶良市風しんワクチン予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(PDF:292KB)(市健康増進課窓口にあります)
- 予防接種領収書(写し)
- 予防接種済証
- 抗体検査の結果を示す書類の写し
(接種日から過去1年以内のもの。※ただし、やむを得ない事由がある場合は、この限りではありません。) - 通帳の写し
- 印鑑(朱肉を必要とするもの)
※対象者②の方は妊婦の母子健康手帳も必要です。
申請期限
接種日から1年以内
様式
姶良市風しんワクチン予防接種費用助成金交付申請書兼請求書(PDF:292KB)
医療機関向け様式
接種済証の様式例です。参考としてご使用ください。
関連リンク
姶良市風しん抗体検査ホームページ(鹿児島県風しん抗体検査の説明)