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ゆいの里「薩摩黒にんにく」

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フルーティーなニンニク

株式会社ゆいの里の「黒にんにく」はしっとりとした舌ざわりに果実のような酸味と甘み。細やかな手間と独自の工夫を重ね仕上げる商品は大粒で糖度も70%以上(羊羹と同程度)。

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工夫で高めるにんにくのチカラ

製造の工程では独自の工夫が光る。一度に最大320kgを発酵・熟成させる発酵機では桜島の溶岩プレートを使い遠赤外線の効果によってニンニクの芯まで均一に熱をとおし柔らかくする。品質を大きく左右する温度や酸素濃度の調整は、様々な温度帯と風量を試しては試食を繰り返し行き着いたという。
「寝起きの体の調子がいい」と愛用者からも好評だ。加工後のニンニクは抗酸化作用で知られるポリフェノールと認知症予防効果のあるS-アリスシステインが大幅に増加し強壮効果も高い。健康食品として定評があり、代表取締役の石原清美さんは「黒にんにくがもつパワーを体感してほしい」と話す。

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土からそだてる。

ゆいの里のニンニクは大粒で10月ごろから植え付けをはじめ、農薬を一切使用せず収穫まですべて手作業。微生物を培養したこだわりの液肥でふかふかにした土壌はニンニクに限らず苗付けした野菜を大きく成長させる。「はじめは天候を考慮しながらニンニクの最適な収穫時期を見極めるのが難しかった」と日々奮闘しながら始めた栽培の苦労を振り返る。

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ひろがる人気と元気

確かな味とニンニクが持つ本来のパワーを活かした黒にんにくは顧客をはじめ大手小売店からも評価が高く植え付けをする畑の面積を今年は約3倍に増やした。「製品と一緒に元気をたくさんの人に届けたい」と熱意を胸に製造に力を入れる。現在はグラード姶良、生協コープ姶良店とタイヨー西加治木店の市内3か所で販売している。

事業所の情報

所在地

姶良市加治木町木田5348-149

電話番号

0995-73-7642

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